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解釈が始まる理由

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まず、人の思考や行動の大まかなパターンを説明します。

図にすると次のような感じになります。

 

 

快・不快という単純な刺激を受けたとき、それに単純に対処して、刺激を受け続ける状況から出することができれば、それ以上何も対処する必要はありません。

もし、生じている事態に対して何らかの対処をする必要性が残っていても、理性的に思考し対処することが可能です。

少し話がそれますが、これは、クレームを処理のノウハウとしても言われていることです。

感情を吐き出してもらうことに失敗すると、クレーム処理はより複雑化してしまいます。逆に、感情をしっかりと吐き出してもらうことができたら、それだけで対応が終わることも多いと思います。すっきりした気持ちになったお客さんは、「話を聞いてくれてありがとう」とお礼を言ってくれることさえあります。

 

話を元に戻します。

最初に示した図の2番目と3番目のプロセスは、主に過去の学習による対応です。

ここでは、学習に関する詳細の説明は省略します。

 

で、目の前で起こっていることと似た状況の記憶が、過去の学習にないとき、解釈は始まります。これは、自分に起こっていることに対処するために、まず、理解しようとする働きです。理解するだけで解釈が終わることもありますし、理解した結果、解決への行動へ結びつくこともあります。

 

多くの場合、理解(自分の理解している世界観の中でつじつまが合う論理が成立すること)できるまで、解釈のための思考は繰り返されます。

 

 

また、少し話がそれますが、ついでに少し説明しておきます。

 

小さい子供が、快・不快を感じたときに、親に抱きしめられる割合が少ないと、解釈によって学習を蓄積していく割合が多いと予測できます。

このとき、知っておいて欲しいのは、小さい子供は、客観的な状況認識や思考能力は乏しく、現実の世界のこともあまり分かりません。

ですから、大人が解釈するような理性的・客観的な視点を多く含む解釈にはなり難いところがあります。

よく耳にする話しですが、子供の頃に親にいわれた「お前は橋の下で拾ってきた子供だ」という言葉を、真に受け止めてしまうのは、そんな理由からなのだと思います。

ですから、子供が思春期を越えて自分で論理的に考えることができるようになるまでは、親は、子供の快・不快(感情)の排出を、抱きしめることで手助けしてあげることが大切だと考えます。

また、感情をうまく吐き出したとしても、小さな子供は、刺激の原因(起きた出来事)を客観的に把握する能力が不足しているので、そこは、親のフォロー(正しく把握して情報を与える)してあげることが大切です。

 

最後にまとめると、

  • 快・不快(感情)がうまく排出できないとき、余計な解釈がはじまる

 

ということです。

ただ、それだけのことで、色々なことを複雑にする恐れのある解釈が始まってしまうのです。

 

補足説明として、不快は快によって相殺できない を記述しましたので、そちらも参考にしてください。

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