学習が現在の動作に現れる

Pocket

今から10年くらい前に、プロセスワーク(POP)のワークショップに参加したことがあります。

その中で一つ記憶に残っているワークがあります。

かなり記憶は薄れているのですが、概要は次のような感じです。

「どなたか、ワークを希望される方はいますか?」と会場に問いかけ、希望者を壇上に導きました。

そして、その希望者が、壇上に上がるまでの様子を見ていた講師は言いました。

「あなたの歩き方には、少し、特徴がありますね。

うぅ~ん・・

そう!

例えると、軍隊が行進するような感じ」

 

そういって、ワーク希望者の歩き方を、デフォルメしてまねて見せました。

そして、言いました。

「その歩き方をもっと、強調して歩いてみてください。

そう!そんな感じ!

もっともっと強調してやってみてください」

しばらくそうしていると、講師は更に言いました。

「一緒に歩いてみたいと感じる方は、どうぞ自由に参加してください」

たくさんの人がワーク希望者の後について歩きました。

そして、ワーク希望者は、何かの気づきが起こり、涙を流し始めました。

(その後の話や講師の解釈などは省略します。)

 

そのときは、「催眠誘導によって参加者の深層心理にアプローチしたんだろうな」くらいの理解に終わったのですが、今から振り返ると、私の勝手な解釈なのですが、POPの講師がしたことを次のように理解しています。(POPを正しく理解したいと思う人は、私の説明を鵜呑みにしない方が良いと思います。)

  • 心理的にニュートラルな人の動作を熟知していた
  • また、目の前の人の動作とのギャップに気づく能力に長けていた
  • そして、気づいた特徴的な動作を利用して催眠誘導し、心の奥底に抑圧していたものが開放されるように導いた

 

次に、ここで私がお伝えしたかったことを説明していきます。

「心の奥底に抑圧していた」というのは

  • 「それを抑圧した方が、自分を守ることになる」という学習の結果陥っていた状態

 

だと理解することが出来ます。

つまり、「過去の学習が、現在の動作に影響を与える」ということが、このワークショップから分かります。

 

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です